第31回 松崎健 遊心展
 
第31回 松崎健 遊心展
ごあいさつ

 このたび、「第三十一回 窯変 松崎健 遊心展」を開催いたします。
 先生は、窯業地益子にて故島岡達三氏に師事し、土と炎に細心の注意をもって、窯変に研究と精進をかさねられています。
 近年は、灰被窯変にもこだわり、益子での窯変志埜・窯変織部などと、先生独自の作品を発表しつづけています。
 今回は、土と炎の出会いから生じる火色や焦げが美しいけしきをつくり出している大壷・扁壷・茶盌・水指・徳利・ぐい呑合わせて百余点を展覧いたします。
 深い味わいのある作品を是非ご高覧下さいますよう御願い申し上げます。

         平成二十年十一月吉日

京王ギャラリー

 
炎の舞

 三年前に二基目の薪窯をつくり、その初窯から六回窯を焼いて、幾つかの試したい事が沸いてきた。
 好奇心と挑戦する気持ちから、今回、窯を改造して新たに窯焚きに挑むことにした。
 炎は水の流れに似ていて、水は高い所から低い方に流れるが、炎は低いところから高い所へと走る。
 薪窯の場合高い所だけでなく、温度の高い方に、炎は引き寄せられて行く。
 今までは炎をダムでせき止める構造だったものを、半分自由に流れるように、作り変えた。
 炎はまるで窯の中を踊るように流れる。これこそが炎の舞、炎舞である。
 その炎に包まれ志埜が耀変志埜と変化する。
 窯焚きごとに進歩を求めて、また次の窯焚きへと想いをめぐらせる。

         平成二十年 十一月 吉日

松崎 健

表紙
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