ごあいさつ

 このたび、「第二十七回 窯変 松崎健 遊心展」を開催いたします。
 先生は、人間国宝・島岡達三氏に師事し、感性豊かな才能をのばし、陶芸界の中堅作家の一人として活躍しております。
 「ロクロ」を駆使した呉須・白化粧作品など、高い注目を受けながら、近年は「手びねり」にて新窯による窯変にこだわり、志野・織部と伝統的な手法に向かいつつも、個性ある作品を創造し、発表しております。
 今回は、新たに「灰被耀変志埜」と命名した「耀変」の作品を中心に、壷・扁壷・花器・茶盌・ぐい呑など一六〇余点展覧いたします。
 この機会に是非ご高覧下さいますようお願い申し上げます。

          平成十六年十一月吉日

京王ギャラリー

 
窯辺語録

今回の窯焚きは、灰被耀変志埜を中心に大口にも多くの志埜をいれた。
志埜に大口の灰が被さり力強さが加わる。一つの物の中にいろんな焼きが現れる。
鼠、紅、鐵、灰被耀変ならではの志埜が顔を覗かせる雅の世界がひろがる。
これと、対照的に(さや)に入れて焼いた志埜との対比が面白い。同じ炎を潜ったものとは思えないほどである。
いかに志埜に近づくかではなく、どうしたら志埜を自分のところに近づけられるかを考える。
志埜を通して自分が見えるかが大事なのである。
灰被窯変の力強さにけして負けない灰被耀変志埜である。

          平成十六年十一月吉日

松崎 健

表紙
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